「株式投資とは何ぞよ」

50歳を目前に再度株式投資を勉強し直します。

【株式】「上がるか?」、「下がるか?」だけなの? <頭の整理>

 

「上がるか?下がるか?」

 

投資は「上がるか?下がるか?」「買いか?売か?」の二者択一の単純な仕組みであると書いてある本がよくあります。特にFX関係の本にはよく出てきます。

 

確かにそのとおりなのですが、この「二者択一」というフレーズを聞くと、実際に株式投資を行っていない人は、50%の確率で勝てると錯覚していまいます。明らかに宝くじより儲かる確率は高いと思ってしまうわけです。

 

⇒妻には、「上がるか?下がるか?しかないのになんで勝てないのよ! 下手くそ!」といつも言われています・・・

 

 投資が昔テレビでやっていた、「Hjgh & Low」のような完全に二択のゲームならば、事は単純でいいのですが、そうはいきません。

 

 なぜ単純ではないのでしょうか?

恐らく、投資の場合は、①時間軸②収支軸が組み合わさっているからだと思います。 

 

 ①時間軸は、「いつの時点で上がった?下がったを判断するか?」ということで、数秒から一日以内で判断するならデイトレ、数日で判断するならスイング、一年以上で判断するなら長期トレというように、時間軸によってトレード方法も変わってきます。

 

収益軸は、「どれだけ収益が出れば、上がったと判断するか? どれだけ損失が出れば下がったと判断するか?」ということで、数ティック動けば判断する人もいれば、10%は動くまで判断しないという人もいれば、兎に角ホールドする人もいます。

 

この様に、時間軸と収支軸の組み合わせが無限にあるため、簡単にはいかないのだと思います。収支軸はともかく、時間軸はとても大きな要素になってきます。

 

数秒で判断するのであれば、恐らく勝率50%に近づくのではないかと思います。(但し、利益が出るかどうかは別ですが。。) しかし、時間が経過すればするほど、いろんな要因により単純な「ハイアンドロー」ゲームではなくなっていくわけです。

 

逆に言うと、この時間軸でリスクをとって、収支軸とあわせて利益を出していくということでしょうか。

 

まぁこんな説明では妻は納得しませんね。。。。