「株式投資とは何ぞよ」

50歳を目前に再度株式投資を勉強し直します。

優待タダ取りをやってみようと思う。(1)コスト・リスクを把握する。

「タダより高いものはない」と言われるように、美味しい話は普通ありません。

では、優待タダ取りの場合はどうでしょうか。

 

 一般的なリスク(コストの方が正解かな?)については、私が一から検証しなくても、古くからある手法なので、先輩たちがブログ等で詳しく解説してくれていますので、今回は、私の場合に限定して考えて見ます。

 

項目は次の5点ぐらいだと思います。

 ①逆日歩

 ②賃料

 ③手数料

 ④配当調整金

 ⑤資金拘束

 

逆日歩品貸料率) ←銘柄選びにおいて重要

 これは、制度信用取引のみ発生します。

 甘く見ると痛い目に合いますが、最高料率×2倍~8倍と限定されていますので、逆日歩とリターンを考慮すれば、リスクは計算できます。

 しかし、このリスクに見合った銘柄が実際あるのでしょうか?それは、「銘柄を選定する」の所で検証してみます。

 

(疑問)優待タダ取りのために、信用売残が増えて逆日歩が発生するのでしょうか?優待タダ取りのためだけなら、権利確定日に信用売りするのが有利なので、当日に信用売り残が増えるはずだと思うのですが・・・(3月末優待分で既に貸株注意喚起が出ている銘柄がありますね・・)

 売禁になる前に売っておこうという事なんでしょうか? 優待関係で売金になる銘柄って数は少ないような気がしますがどうなんでしょうか。

 もしかして、優待タダ取りではなくて、配当落ちの利益を狙って空売りしているということなんでしょうか?

 だとすれば、リスクをとった投資方法ですね。 あーわからん。

 

②賃料←影響なし

 制度信用<一般信用(長期)<一般信用(短期)の順で信用取引貸株料率(年率)が上がっていきますが、あまり細かく気にする金額にはならないようです。(一般信用(短期)の場合:100万円の株で、200円/2日程度)

 年率で表すと2日で0.002%ですので、優待タダ取りの資金効率を最低0.1%以上と考えても無視出来ます。

 

 ただ、一般信用の長期(約2%)と短期〔約4%)では金利が倍ほど差があります。なぜでしょう?

 

 おそらく、信用取引できる銘柄数は、制度信用>一般信用(長期)>一般信用(短期)なので、ー般信用(短期)は、「今まで空売りが出来ない株であったものを、証券会社の努力で可能にしたんだから、高い利率をもらいますよ!」という感じなんでしょうか?

 そもそも、なぜ空売りできる株と出来ない株があるのか勉強不足でわかっていませんが、とりあえず先に進みます。

 

③手数料←証券会社選びにおいて重要

 手数料は、各証券会社で違うので、証券会社選びの項で検討したいと思いますが、賃料の約20倍ほどかかりますので、無視できません。

 

④配当調整金←確定申告をすれば問題ない。

 この配当調整金は、少しややこしいですが、どうやら一般口座の私は、確定申告をする必要がある。申告しなければ、配当金の5%~20%の余分な税金を払う事になるようです。

 

資金拘束←意外と重要かも・・

 丸一日は優待対象銘柄を保有するわけですから、その分の現金が拘束されます。

 

 これらを踏まえ、次は証券会社の選定をします。